hdoの遊戯王blog

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4月1日のリミットレギュレーションについて

HDOチャンネルの番長です。
今回の内容は3月14日に公式が発表した2018年4月1日適用リミットレギュレーションについてです。

はじめに、2018年4月1日適用リミットレギュレーションの変更点について紹介していきたいと思います。

 

【新禁止カード】
BF-朧影のゴウフウ
フェニキシアン・クラスター・アマリリス

 

【新制限カード
D-HEROディスクガイ(エラッタ有り)
虹彩の魔術師
覇王眷竜ダークヴルム
トーチ・ゴーレム
ローンファイア・ブロッサム
捕食植物オフリス・スコーピオ
エルシャドール・ミドラーシュ
エルシャドール・ネフィリム
ルドラの魔導書
召喚獣メルカバ

 

【新準制限カード
灰流うらら
召喚師アレイスター
神の宣告
真竜の継承

 

【制限解除カード】
同族感染ウイルス
召喚僧サモンプリースト
廻天
グリモの魔導書
貪欲の壺
汎神の帝王
モンスターゲート

 

上の変更されたカードから何枚かをピックアップして紹介していきます。


「BF-朧影のゴウフウ」

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「水晶機巧ーハリファイバー」をはじめ、1枚でLINK2または3のリンクモンスターに繋げることができます。
リンクモンスターを展開していくデッキタイプではかなり強い動きができ、ソリティアを始めるきっかけとして使われていました。
「BF-朧影のゴウフウ」の効果で出てくる「朧影トークン」は、通常モンスター扱いかつレベル1ということもあり、「リンクスパイダー」や「リンクリボー」を出すことができるため、とても使いやすいトークンでもあります。
そもそも「BF-朧影のゴウフウ」が制限になった2017年4月1日は、リンクモンスターが登場してすぐであったこともあり、今後ますますリンクモンスターは増えてくるので、今回禁止カードになってしまったのは仕方がないとは思います。

 

禁止となった「フェニキシアン・クラスター・アマリリス」と、制限となった「ローンファイア・ブロッサム」と「捕食植物オフリス・スコーピオ」は[植物リンク]と呼ばれるデッキのメインパーツでした。

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「フェニキシアン・クラスター・アマリリス」を「トポロジック・ボマー・ドラゴン」のリンク先に特殊召喚しまくることで、〈「フェニキシアン・クラスター・アマリリス」をリンク先に自己再生→「トポロジック・ボマー・ドラゴン」の効果で「フェニキシアン・クラスター・アマリリス」を破壊→800バーン〉の流れを墓地の植物族モンスターがなくなるまで続けることができました。
このパターンで先行ワンキルができたことが禁止となったと原因だと考えています。
また、この方法で先行ワンキルを狙う場合、墓地に10体の植物モンスターを用意しなければならないので、その過程の中で「ローンファイア・ブロッサム」は1枚でA→B→Cと3枚墓地に送れることができ、一気に墓地にモンスターを増やせます。
また、「捕食植物オフリス・スコーピオ」は「捕食植物ダーリングコブラ」を出して、「融合」「フュージョン」魔法を加えるという仕事はもちろん、手札にある「ダンディライオン」を捨て、更なるリンク召喚につなげるという役割も担っていました。
まあ、今回のリミットレギュレーション改訂は[植物リンク]をかなり意識しているなっていうのが素直な感想です。

 

さて、ここで私こと、番長が今回のリミットレギュレーション改訂で最も紹介したいカードが「D-HEROディスクガイ」です。

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D-HEROディスクガイ」は[D-HERO]であり、レベル1でもあるので、蘇生手段が多く何度も2ドローする効果が発動でき、10年近く禁止になっていました。
禁止になる前は[ドグマブレード]というデッキで活躍されていました。(10年前の番長もバリバリ使って、友達が1人減りました。)
今回、「D-HEROディスクガイ」がエラッタされて制限カードになって、久々に使えるようになりました。エラッタの内容については、デュエル中に1度しか使えず、墓地に送られたターンには墓地から特殊召喚ができなくなりました。
使われるデッキは選ばれるとは思いますが、同じ[D-HERO]である「D-HEROディバインガイ」も2ドローできるカードではあるが、発動条件から考えて「D-HEROディスクガイ」の方が使いやすいと思います。
番長が4月から使っていこうと思っているカードの1枚です。

 

次に紹介するのは、「エルシャドール・ネフィリム」です。

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我々HDOチャンネルのリーダーであるみやびをはじめ[シャドール]使いは大歓喜したのでないでしょうか。
個人的には、[召喚獣]の存在があることと、"LINK VRAINS PACK"で「シャドール・ネフィリム」が収録されたので、当分戻ってこないと思っていたのですが、思ったより早い復活だったなと思いました。
「エルシャドール・ネフィリム」はなんといっても、融合素材指定がゆるく、特殊召喚されたモンスターとの戦闘ではダメージステップ開始時に破壊することができるのが強みです。
また、「エルシャドール・ネフィリム」の特殊召喚が成功した場合にデッキから[シャドール]カードを1枚墓地に送ることができ、「エルシャドール・ネフィリム」が墓地に送られた場合には、墓地の[シャドール]魔法・罠カードを手札に加えることができます。
そのため、「エルシャドール・ネフィリム」1枚で2枚のアドが稼げることも、次の融合モンスターが見えるので優位に動くことができることがかなり強いです。
先日ブログで紹介したみやびの「ファーニマル再生機構」にもおそらく入ってくるでしょう。

 

最後に紹介するのは、準制限となった「神の宣告」です。

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「神の宣告」は長い間、汎用性が高い強い罠カードの代名詞でありました。
今回、「神の宣告」が準制限になったということで、罠カード全体が弱い環境であることを意味していると考えられます。
やはり、伏せてから使うでは遅すぎるのか、最近では手札から使用することができる「拮抗勝負」や「無限泡影」が採用されていることが多く、サイドデッキに「レッド・リブート」を入れている方も増えてきています。
その横で「解放のアリアドネ」は大喜びし、「人造人間ーサイコ・ショッカー」が仕事を失って泣いていることでしょう。

まだまだ紹介したいカードはありますが、今回はこのあたりにしておきます。
今後もデッキ紹介や環境考察の記事などを更新していきたいと思っていますので、動画ともどもよろしくお願いいたします。
番長個人の見解が多いため、ツッコミどころがいくつもあるかもしれませんが、最後までご覧いただきありがとうございました。